腰痛コルセットを整形外科で購入した方が良いケースとは?

腰の痛みというものは、日常生活に支障をきたす深刻な症状です。

歩く姿勢もままならない程の痛みを伴ったり、痛みから体調不良に陥る場合もあります。

その治療に使用される道具が、腰痛コルセット。

市販の商品も多数販売されていますが、腰痛コルセットは整形外科で処方されるものを使用しなければ危険な場合もあるのです。



こちらの記事でおすすめの腰痛コルセット製品を紹介していますので参考にして下さい。




腰痛にも種類があった

腰痛と一言で表しても、腰痛は2種類に分類されます。

まずは急性腰痛である、いわゆる‘ぎっくり腰’なども急性腰痛です。

1か月程度で痛みが治まることが特徴です。

もう1つは慢性腰痛、同じ姿勢で過ごしていたり、重いものを持ちあげるなど腰に負担が掛かり続けることで起こる腰痛です。

急性腰痛は、歩くことはおろか立ち上がることすらできないケースもあります。

整形外科での治療という部分では、レントゲン写真を撮影したり病名を確認する程度となります。

また、痛み止めの薬を処方してもらうことは有効です。

可能な限り腰痛コルセットなどを使用せずに、安静に過ごすことが一番の治療法です。

しかし、仕事や家事があれば1日中横になっていることも出来ませんね。

その際に必要となる道具が、腰痛コルセットです。

整形外科で処方される腰痛コルセットは、慢性腰痛の方が使用することに適している道具です。

慢性腰痛は1か月などの短期間で完治することは難しく、長期的な治療が必要となるためです。

また、痛みに関しても急性腰痛とは異なり、比較的緩やかな痛みであるため安静にしていることが治療法とは限らないのです。

慢性腰痛では、ストレッチやリハビリなどで徐々に治療を進めて行くという形になります。




整形外科と市販の腰痛コルセットの違い

一見、商品の見た目は同じように感じる腰痛コルセット。

しかし、整形外科で処方される腰痛コルセットと市販の腰痛コルセットには、一般的に大きな違いがあるものなのです。

違いを知らずに使用してしまうと、症状を悪化させてしまう原因ともなるため注意をしなければならないポイントです。

整形外科の腰痛コルセットの特徴

腰痛コルセットとは、基本的には医療用具なのです。

腰を支える効果が非常に高いことが特徴です。

ゴムの部分の伸縮性も市販の腰痛コルセットとは異なり、締め付ける強さなども腰痛の緩和に効果の高い道具となっています。

価格の安さや手軽さから、ドラッグストアなどで購入してしまう方も多いようです。

特に慢性腰痛の場合、市販の腰痛コルセットなど体にフィットしていない不自然な力で腰を締め付け続けることは、危険なのです。

慢性腰痛を悪化させる可能性が高く、治療が長期化してしまったり、完治しないなどといったことにもなりかねません。

腰痛コルセットは、正しい使用方法で装着していなければ腰痛緩和の効果は期待出来ません。

整形外科で処方される場合には、正しい装着方法をレクチャーしてくれます。

腰痛コルセットは商品として渡されるという形であるため、説明書も無くさないように注意しましょう。

市販されている腰痛コルセットの特徴

市販されている腰痛コルセットは、整形外科で処方される腰痛コルセットとは異なる商品です。

市販の腰痛コルセットとは一般的にゴムで出来ており、腰を支えるコルセットの部分が入っていないものが多いのです。

価格も安く、ドラッグストアなどで販売されている腰痛コルセットは、多くがゴムタイプの腰痛緩和グッズです。

慢性的な痛みではなく、‘1日だけ立ち仕事をする’、‘最近は同じ姿勢で居ることが多く少し腰が痛む’という程度であれば、市販の腰痛コルセットがおすすめです。

また、大手通販サイトなどではゴムではなくコルセットの入った腰痛緩和グッズを扱っているお店も存在します。

治療が必要と言うほどの症状ではないという自覚がある場合には、自身の判断で購入してみるのも良いかも知れません。

通販サイトで購入をする場合には試しにつけてみることが出来ないため、サイズの図り間違いには注意をしましょう。




腰痛コルセットを使用し続けることの危険性

腰痛コルセットとは腰を支えるものであり、腰痛を根本から完治させる道具ではありません。

そのため、腰痛の種類によっては腰痛コルセットを使用することで腰痛が悪化するケースもあるのです。

腰痛の原因となるのは、筋肉の衰えによるものが多く、年配の方に腰痛患者が多いのはこのためです。

慢性腰痛の場合は、まずは腰痛を緩和するためのストレッチから始め、体幹を鍛えるトレーニングが必要です。

このトレーニングを行わず、腰痛コルセットに頼り続けることによって、筋肉は更に衰えて行きます。

重症化した場合、腰痛コルセットがなければ生活に支障をきたす状況となってしまうため、筋肉を鍛えたり、筋肉の衰えを防止する必要があるのです。




腰痛コルセットの正しい装着方法

腰痛コルセットを装着する位置を誤ってしまうと、効果が期待できなくなります。

また、腹部を圧迫する事により別の症状を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。

痛みによって異なる装着方法

一般的に腰の部分に強い痛みがある場合、腰から骨盤にかけて腰痛コルセットを巻きます。

深呼吸をして、息を吐いた際にベルトのマジックテープを止めます。

おへその上3㎝程度までになる様に巻きましょう。

この様にすることで、日常生活で腹部を圧迫される不快感がなくなるのです。

固定するベルトは骨盤にかかるように巻きます。

腰回りが細い場合、このベルトが余ってしまうことがあります。

その際には、斜め下に向けて締めましょう。

ベルトが余り、重なって厚みが出てしまうなどという事が無くなります。

臀部から腰への痛みがある場合は、腰痛コルセットではなく細いベルトを骨盤下に巻く形になります。

整形外科で処方される場合、腰回りのサイズや痛みに合わせた種類を処方してくれます。

そのため、腹部の圧迫や動きにくさなどにも考慮された腰痛コルセットを選ぶことが可能です。

長期間使用するわけではない場合は、自分の腰回りのサイズに合う商品であれば問題なく使用できます。

市販の腰痛コルセットでも支障はないはずです。

基本的には装着せず、腰に痛みが出た際に装着するという方法も有効です。

痛みが軽度である場合には、圧迫されて苦しいと感じたり、動きが不自由で支障がある場合には一時的に外してしまっても良いでしょう。

快適に装着する方法

腰痛コルセットを装着する際には、必ず肌とコルセットの間に布を挟みましょう。

一般的に腰痛コルセットは、洗う事が出来ない商品です。

汚れてしまう事を防がなければなりません。

さらに、腰痛コルセットには通気性がありません。

ベルトの部分はもとより、コルセット部分は特にむれてしまい、皮膚がかぶれるなどのトラブルになる場合があります。

気温や湿度によりますが、薄い肌着、もしくはタオルやさらしなどを巻いた上から装着しましょう。

また、腰痛コルセットは腰回りから腹部を圧迫します。

そのため、食事を取る際には1度外し、1㎝程緩めると良いでしょう。




まとめ

腰は、人の体を支える重要な部位です。

腰痛が重い場合は、痛みを放置してしまったり、治療を怠ると歩行困難となる危険性もあるのです。

軽度の腰痛である場合など、市販の腰痛コルセットでも効果が期待できるケースも多々あります。

自分の症状を見直し、腰に激しい痛みがあれば、早急に整形外科での診察を受け、医療用腰痛コルセットを処方してもらうことをおすすめします。