ツライ腰痛の症状を和らげる秘訣は上手な腰痛コルセットの使い方にあった

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腰痛は誰にでも起こり得る症状で、成人の多くが腰の痛みに苦しんだ経験があると言います。

日本では成人の約80%が腰痛を経験した事があるとのデータもあり、急性腰痛症(いわゆるぎっくり腰)の痛みは、悲鳴をあげたくなるほどの痛みを伴います。

辛く、厄介な腰痛の症状を和らげる必至アイテム「腰痛コルセット」を上手に使って、腰痛の痛みを乗り越えましょう。



腰痛が起きた時の効果的な対処法

腰痛を和らげるにはいくつかの方法があります。

主な対処法としては

  • 患部を冷やす
  • 患部を温める
  • 鎮痛剤を飲む
  • 腰痛コルセットを巻く

これらの方法が一般的です。

痛みが強く炎症がある時は、無理に体を動かさず楽な姿勢を取りましょう。

ズキズキと痛みが強い時は腰を冷やすのが効果的です。

また、強い痛みが引いてきて、じんわりと重たい痛みの場合は腰を温め、腰回りの血流を良くする事で症状が楽になります。

我慢できない程の痛みがある場合は、鎮痛剤を服用し痛みが和らぐまでしのぎましょう。

腰痛は1日、2日で完全に良くなるわけではありません。

その間、全く動かない生活を送ることは不可能ですのでコルセットを巻くと、少しでも楽に体を動かす事が出来ます。

腰痛が起きた時は、決して無理をせず腰痛コルセットを巻いて出来るだけ安静に痛みの回復を待ちましょう。



腰痛コルセットの役割

腰痛コルセットは腰痛のときに体を支える筋肉や背筋の働きを助けてくれます。

腰痛コルセットを装着した時、腰回り周辺の体の動きは制限されるので、痛みの出る姿勢をとりづらくなり、苦痛が和らげる事が出来ます。

腰痛時にコルセットを着けて生活するのと、着けないで生活するのでは痛みに大きな違いがあります。

自分の体に合った腰痛コルセットは腰痛持ちの方の強い味方となり、一つ持っているだけで安心感が得られるでしょう。

コルセットはあくまでも、腰痛時の体をサポートし、痛みや苦痛を軽減させる役割であり、腰痛を治すものではありません。

腰痛の症状がない時期から、腰痛ストレッチや無理をかけない程度に筋肉トレーニングを行ってうなど、普段からの腰痛予防が非常に大切です。

腰痛が起きにくい体づくりを心がけ、痛み止めやコルセットに頼りすぎない生活をしましょう。

腰痛コルセットの選び方

腰痛コルセットには医療用と市販のものがあります。

いずれの腰痛コルセットも、サイズや商品の形に違いがあります。

自分の体に合ったコルセットは腰痛時の強い味方になります。

コルセットを購入する際は自分の体に合うものを選ぶようにしましょう。

医療用腰痛コルセット

医療用のコルセットは、整形外科医が患者の体に合ったサイズを選んでくれるので、初めてコルセットを買う人にはおすすめです。

費用は健康保険適応で3.000〜4.000円程度です。

オーダーメイドの際の価格は数万円かかり、負担は高価になります。

市販の腰痛コルセット

市販されている腰痛ベルトは、サイズ、形、素材が様々で値段もピンからキリまであります。

今までに何度か骨盤コルセットを購入して、形状の良し悪しが把握出来ている方であれば自分の体に合うか判断がしやすいでしょう。

市販の腰痛コルセットを購入する際には

  • 腹圧を逃さずに固定できる設計
  • 通気性の良さ
  • ズレにくさ

を重視して商品を選ぶと良いでしょう。

2段式になっているコルセットの方がズレにくく、骨盤から股関節にかけてサポートしてくれるので、1段のものよりも2段になっているものを選ぶのがおすすめです。

サイズが合わないコルセットの着用では、サポートの効果が期待できません。

必ず自分の体型にあった腰痛コルセットを着用するようにしましょう。

正しい腰痛コルセットの付け方

コルセットを正しく装着出来ないと、効果があまり感じられません。

装着するときはコルセットを正しい位置で使いましょう。

効果的なコルセットの巻き方は、まずコルセットを後ろに回し、ベルトの真ん中の一番太い部分が腰(背骨)にくるように当てます。

ベルトの高さは、半分かそれ以上は骨盤を覆い、残りがウエスト(腹部)にかかるような高さにします。

ベルトを締めるときは、軽く背伸びをしてウエストが細くなるようにお腹をへこせながらコルセットをお腹のあたりでで締めます。

この時、お腹の真横で締めてしまうと、体にフィットせずに隙間が空いてしまいます。

これではコルセットの効果的が最大限に発揮できません。

身体のフィットさせてコルセットを締めるには、コルセットの端が斜め下方向で重なるように締めます。

ゆったりと締めてしまうと動いているうちにコルセットがズレやすくなるので、ある程度キツめに締め、しっかりと腰を固定するのが理想的なコルセットの装着の仕方です。

腰痛コルセットを長時間使用するデメリット

コルセットを長時間つけ続けると、肌がカブれてしまう事があります。

特に肌の弱い方や、皮膚の薄い女性は長時間の着用で皮膚トラブルが起きやすくなるので注意しなくてはなりません。

通気性が良いコルセットを選んだとしても、キツく巻かれたコルセットにより皮膚呼吸が妨げられ、コルセット内の肌が蒸れてしまいます。

腰の痛みに加え、痒みも伴った状態まで重なってしまう二重苦は出来るだけ避けたいものです。

肌がカブれるのを予防する為には直接、肌にコルセットを着けることはさけ、肌着の上から一着用するようにしましょう。

また就寝時は、知らず知らずのうちに汗をかきます。

就寝時の着用は肌カブれが大変起きやすくなるので、コルセットを外した状態で寝て、朝起きてから着用するように心がけると良いでしょう。

腰痛がある時でも、皮膚を衛生的に保つように気をつけなければなりません。

腰痛コルセットのお手入れの仕方

体に装着するコルセットは、布で出来ているので、衣類同様に汗を吸収し汚れるのでお手入れが必要になります。

基本的には、通常の下着同様に水につけて洗濯して問題はありません。

特に、針金が入っていない腰痛コルセットは洗濯機に入れて洗っても問題ありません。

ただし、腰痛コルセットにはマジックテープが付いているので、そのまま洗濯機に入れてしまうと、他の衣類にくっついてしまう事があります。

腰痛コルセットを洗濯機で洗う際には、必ずネットに入れて洗いましょう。

針金が入っている腰痛コルセットを洗う場合は、洗濯機で洗ってしまうことで針金が変形して使用感が悪くなったり、他の洗濯物をひっかけてキズをつけてしまてりする事があります。

この様な避けるため、基本的にはコルセットは手洗いで行うようにしましょう。

普段から使用している洗濯洗剤を使用してもかまいません。

洗面器か洗面台に水をため、洗濯洗剤を少し混ぜて、その中でコルセットをモミ洗いします。

洗い終わったらきれいな水をためなおしてすすぎます。

洗剤が残っているコルセットの劣化につながりますので、数回繰り返してしっかり汚れと洗剤をすすぐようにしましょう。

腰痛時の体をサポートしてくれるコルセットを時々お手入れする事で、清潔を保ちながら、良い使用感が長続きします。

まとめ

辛い腰痛に悩まされている人の中で腰痛の原因が特定できるものはわずか15%程度と言われおり、原因が分からなくては根本的に腰痛症を治すことは難しくなります。

その為、腰痛と上手く付き合っていかなくてはなりません。

腰痛コルセットの選び方、正しい着用の仕方、お手入れを念頭に入れておけば、急な腰痛にも慌てる事なく対処することが出来、腰痛症状の早い回復へと繋がります。