腰痛コルセットは生活環境で使い分けると腰痛を改善してくれる?
腰痛コルセットには、様々なタイプのものが売っています。
デスクワークなどじっとしている時間が長い人に向いているもの、体を動かす仕事をする人に向いているものです。
腰痛コルセットは、腰回りや骨盤を支えるために使用します。
そのため、寝ているときにはどうしたらいいのか悩みます。
動いてもずれにくいものや、通気性の良い素材でできているものが便利です。
寝るときの腰痛対策
腰痛は寝ているときにも起こります。
マットレスが体に合っていない場合や古くなってくると、おしりが沈んでしまい腰に負担がかかってしまいます。
就寝時は楽な体勢になることで、ある程度は腰痛を軽減できます。
上を向いて寝ていると腰に負担がかかるときには、横を向いて寝ると楽に眠れます。
寝ているときに腰痛コルセットは必要か
寝ているときは、腰痛コルセットを使用していると、締め付けられているので苦しくなってきます。
腰痛コルセットは、日中の体を起こしているときに腰を支えで痛みを軽減するように作られたもです。
そのため、夜寝ているときは外した方がゆっくりと寝ることができます。
腰痛コルセットに頼りすぎていると、筋肉が衰えてしまうので1日中付けて過ごすのは避けた方が良いです。
腰痛コルセットがないと痛くて眠れない
腰痛コルセットがないと、痛みが激しい場合は付けて寝ても大丈夫です。
付けて寝ると安心でき、寝返りが打てるからです。
理想は、付けたり外したりしながら、筋肉を鍛えて腰痛コルセットなしで生活することができるようになることです。
デスクワークにおすすめの腰痛コルセット
デスクワークは、仕事中は同じ体勢で仕事を行います。
そのため、腰に負担がかかって腰痛が悪化してしまいます。
正しい姿勢を保てるように腰椎から骨盤にかけて固定できるものを選びます。
締め付けはあっても座っていても息苦しくないものが理想です。
ズリ上がりが防止できるものがおすすめです。
座り方で腰痛が軽減できる
背もたれにもたれる座り方は楽な体勢ですが腰に体重が乗るので負担がかかるために、腰痛が悪化してしまいます。
背筋や腰を伸ばして浮かしたような体勢でいると、腰の負担は軽くなり腰痛が軽減できます。
しかし、この体勢をずっと保つことは筋肉を使い続けるので大変です。
腰痛コルセットを付けることは、筋肉の代わりに腰を正しく伸ばした姿勢を保つことができます。
腰痛コルセットが苦しいとき
腰痛コルセットを付けて座っていると、腰痛は軽減できますが、締め付けられているので苦しくなってきます。
コルセットの位置がずれてきたり、圧迫感があったりするからです。
そんな時には腰痛コルセットを巻きなおして、楽な状態にします。
緩めすぎると固定できなくなるので、苦しくない適度な状態に締め直します。
立ち仕事での腰痛コルセット
体を動かす立ち仕事では、腰を使った仕事も多くなります。
腰痛コルセットを使用すると痛みが改善され、悪化を予防することができます。
体にフィットしたものを選ぶのがおすすめで、動いてもずれにくく通気性のあるものが理想です。
腰だけでなく背中までカバーしてくれます。
腰痛があると、腰をかばって背中に負担がかかるためです。
腰痛コルセットは腰痛予防にもなる
腰痛コルセットは、腰痛がある方が使用します。
しかし、腰痛になるとなかなか治らず、辛い思いをします。
腰に負担がかかっていると感じている場合は、早めに腰痛コルセットを利用することで、腰痛を予防することができます。
介護が必要で寝たきりに近い方は、自分で動ける範囲が決まっています。
寝返りができないこともあるので、腰痛コルセットを上手に利用すると、足腰への負担が減り寝たきり防止にもなります。
まとめ
腰痛コルセットは、付けたまま過ごすのではなく、付けたり外したりしながら腰痛を軽減していきます。
寝るときには外して、日中の腰に負担がかかる時間は、腰痛コルセットで腰をサポートします。
腰痛を改善し、悪化を予防できる効果があるので、体に合ったものを探すことが大切です。
腰に負担をかけず、筋肉を付けて腰痛コルセットなしで生活できるように努力することが理想です。