腰痛になり腰痛コルセットの装着が必要となった要因を考えると5時間に及ぶ中腰作業を継続したことにあった

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私が腰痛コルセットをするようになったのは、子供の遊具の設置のために中腰で5時間に及ぶ穴掘り作業を行った結果によるもので、自分の不注意な作業姿勢に起因するものでした。

この時に腰痛コルセットなるものを初めて装着しましたが、当時の腰痛コルセットの構造のお蔭で、夏だったため暑苦しいのと窮屈なことで大変苦労をした経験を記事にしてみました。



腰痛になった要因について

私が腰痛になった最大の原因は、子供のために友人からいただいた鉄棒を庭へ埋める作業での不用意な作業姿勢にありました。

当時私の友人から友人の子供さんが使っていた遊具の鉄棒が不要になったので、もし必要なら取りに来ないかと言われて掘り起こし作業とわが家に持ち帰った鉄棒を埋める作業を5時間ぶっ通しで一気にしてしまったのです。

この作業はスコップを使ってひたすら硬い地面を掘り起こす必要がありました。

その作業は中腰で行わればならなかったのですが、ただただ子供に早く使わせてやって喜ぶ顔が見たくて頑張って行ってしまったのです。



腰痛コルセットの製作について

私の勤めていた会社の前には個人経営の外科医院がありました。

会社のすぐそばにあるので会社へ通勤しながら通院するのに便利だと思ってその医院で治療を受けることにしました。

医院ではまず問診を受けてレントゲン撮影をすることになりました。

レントゲンの写真を見ると腰の部分の頸椎の間隔が狭まっておりその部分を通っている神経に干渉しているため痛みが発生しているとの診断でした。

病院での治療は、引き伸し機を利用して、毎日30分位の腰の部分と上半身を引き伸ばす方法と、日常生活では腰への負担をかけないように腰痛コルセットの装着をすることになりました。

腰痛コルセットを私の体に合わせる必要があるので、病院で胴回りなどの採寸をしてもらってコルセットを製作することになりました。

初めての腰痛コルセットの装着について

生まれて初めて腰痛コルセットを取付けてもらった感じは、まず初めに感じたのは窮屈でたまら無いということで、しかも夏場ということもあり装着すると暑苦しく汗をかいて困るという二重の苦しみを感じました。

日中起きている時はこの腰痛コルセットを装着した状態で腹部を締め付けて腰への負担を和らげるようなのですが、この状態のままではトイレなどに行くことも大変な不便を感じました。

ただ夜になって寝る時にはコルセットが外せるので、その時のうれしさは腰痛コルセットから解放されるという安心感で一杯でした。

腰痛コルセットの材料について

ところで現在のコルセットの構造は軽いプラスチックや薄くて軽い金属などで出来ていて着脱が容易で通気性もいい構造になっています。

しかし私が腰痛コルセットを装着した40年前の時は材料も現在のものとは違って分厚く、コルセットの締め付け方法も細いひも状のもので編み上げる方法の複雑な構造になっていました。

このため着脱には時間がかかり、しかも夏などはコルセットの通気性が悪いので装着すると暑苦しくて汗疹ができたりして困っていました。

 これにくらべると現在の腰痛コルセットの改良と進歩がいかに進んでいるのかがよく分かります。

時代が進んで新しく開発された腰痛コルセットを使っている現在の患者さんが羨ましくさえ思われます。

腰痛コルセット装着時の日常生活について

今のものと違った材質や構造であったコルセットを付けての日常生活はとにかく大変でした。

腰への負担をかけないように腹部を締め付けているので食事時にも食べるのが難しく座っていても何か落ち着かないのです。

装着方法が正しくないのかと思ったりしたのですが、医師から指導を受けた通りに取付けているのですからその点は問題ないと思うのです。

家にいる時にはそうでもないのですが、職場は椅子に座っての設計業務をしていたので何とか仕事は行うことは可能でした。

ただトイレでの用足しには本当に困ってしまうことが多くありました。

腰痛になったことで思うような行動が取れないことをどれだけ残念に思ったか分かりません。

腰痛コルセットを装着した時の腰痛の状態について

6確かに腰痛に対してのコルセットの装着した時の効果は非常に大きいように感じました。

毎日病院にいって腰を伸ばす機械で身体を引っ張った後で腰痛コルセットを装着するのですが、こうすることで気分的にはとても安心感が湧いてくるのです。

装着していると動きなどには不便なものなのですが、一方装着していないと不安な気持ちで落ち着かなくなり、腰痛コルセットが心の支えにもなっていることにも間違い無いというちぐはぐな気持ちではありました。

腰痛コルセットを装着すると腰の痛みが和らぐことで、心も安心感を覚えることになってくるのです。

夜になって腰痛コルセットを外す時には、解放感とは逆に腰の痛みが出てくるのではなどと不安感が出てくるほどの変化が起きたことも事実です。

医師から腰痛コルセットを取り外す許可が出た時の気持ちについて

このように2か月ぐらい腰痛コルセットを装着した生活を送ってきましたが、腰の痛みも和らいできて腰痛コルセットを取り外しても大丈夫な日がやってきました。

今でも思い出しますが外しても大丈夫だろうと医師から告げられて取外しが決まった時のうれしさは何に例えて良いのか分からないくらいうれしかったものでした。

但しその一方でこれからは腰痛コルセットを一切装着しないで本当に大丈夫だろうかとの不安もあったことは事実です。

これまでの2か月もの長い間、腰痛コルセットを付けた生活で不便な生活の中にでも何故かコルセットを付けている安心感があったことも確かでした。

でもコ腰痛ルセットによるいろんな不便なことから解放されることを考えると、コルセットが必要ない生活はまさに天にも昇るような気持になりましたし、これからの生活に楽しみと期待がもてました。

腰痛防止への今後の対策について

腰痛になる原因は何といっても重いものなどを持ち上げ、中腰作業時の時の不安定な姿勢を長時間に渡って行うことにあると思います。

私の腰痛になった原因もこの中腰姿勢で長時間作業を行ってしまった事に起因したわけですから、今後は作業に取り掛かる前にもう一度姿勢を確かめることが必要だと思います。

それと一目で見てこれは重量物だと思える荷物は、一人では絶対持ち上げないことをみなさんにおすすめしたいことのひとつにあげたいと思います。

何時までも若くて元気な姿を他人には見せたいものは誰しも考えることだとは思いますが、絶対に無理をしてはいけません。

また長時間、腰に負担のかかる作業や動作を繰り返して行わないことも大切なことだと思います。

最近では庭の草取りなどの作業をする時には必ず低い木の椅子に座って中腰での作業には気をつけるようにしています。

このように私が腰痛になった要因を考えて今後同じことを起こさないように注意していくことが大事であり、腰痛コルセットの世話にならないようにして頂けたらと思います。

まとめ

人生何があるか分かりません。

腰痛になり腰痛コルセットのお世話になることなど考えて見たことがなかったからです。

実際どんなことでも不具合が起こってからでないと分からないのですから、今後は同じ間違いを繰り返さないようにすることが大切でしょう。

それによって人間も成長して行けるのではと考えたりしています。

今回は腰痛コルセットに世話になった経験談を書きましたが2度と世話にならないよう気を付けて生活をしていきたいと思います。