マットレスが柔らかいと体に負担がかかる! その原因と対策方法

柔らかいマットレスは体にしっかりフィットしてくれて、ふわふわしてとても寝心地がいいものです。

しかし、思った以上に体に負担がかかっていて、朝起きると肩こりや腰痛、体の節々が痛いとお悩みの方もたくさんいます。

なぜ、柔らかいマットレスだと肩こりや腰痛が起きてしまうのか、これらを回避するにはどうすればいいのかを紹介しましょう。

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柔らかいマットレスで肩こりや腰痛が原因

高級ホテルにあるようなふわふわと柔らかなマットレスは、肌触りもよく寝心地も抜群です。

柔らかさに包み込まれてさぞや体にいいものだろうと想像できますが、実際は大違いです。

柔らかいということは体重がかかりやすい肩や腰が、マットレスに沈み込んでしまいます。

ちょうど猫背のような姿勢で眠ることになり、体に負荷がかかりやすいです。

腰には4割以上もの負担がかかってしまい、腰痛になりますし、肩も腰ほどではありませんが負担がかかって肩こりを起こしてしまいます。

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寝返りが打ちにくくて血行が悪くなる

体が沈みこんでいると、寝返りを打つのにもパワーが必要になります。

自然と寝返りの回数が減ってしまって、色んな部分に負担がかかってしまいます。

同じ部分に体重がかかりますから、筋肉の緊張状態が続いて疲れがしっかり回復しません。

圧迫されている部分は血行が悪くなりますから、体や脳などあらゆる部分の回復が遅れてしまいます。

冷え性などの悩みが深刻になり、新たな体の不調を引き起こしやすくなります。

適度な硬さの高反発タイプ

柔らかいマットレスは低反発タイプが多く、体へのフィット感は高いですが腰などに負担がかかりやすいです。

しっかり体が回復しませんから、早めにマットレスを買い替えるのがおすすめです。

どんなタイプのマットレスが適しているかと言うと、適度な硬さがある高反発タイプです。

ある程度の硬さがあれば、腰やお尻がマットレスに沈み込むのを防ぐことができます。

高反発タイプなら体を浮き上がらせるようにサポートしてくれますし、体の圧をあちこちに逃がして分散してくれます。

腰痛や肩こりの悩みも軽減してくれて、疲れもしっかり取れるようになります。

低めの枕を使ってみる

柔らかいマットレスを買ったばかりでまだ買い替えはしたくないなら、応急処置として低めの枕を使ってみましょう。

腰の部分がマットレスに沈み込んで負担がかかっているなら、枕の高さを低くしてあげることで負担を減らすことができます。

沈み込む角度が浅くなってくれますから、腰や肩にかかる負担を減らせます。

完全に負荷を取り除くのは難しいですから、体の不調が消えないようなら素直にマットレスを買い替えるのがおすすめです。

ベッドパッドを敷いてみる

体が沈み込むのを抑えるために、ベッドパッドを敷いてみましょう。

マットレスの柔らかさが緩和されますから、体が下へと沈み込みにくくなります。

やや硬めのベッドパッドもありますから、硬さ調節することができて以前よりも寝心地が良くなります。

肩や腰に集中して負担がかかりにくくなりますから、体の不調も取れやすくなります。

一時的なら横向きに寝てみる

仰向けで腰痛や肩こりがひどくなるなら、横向きに寝るようにしてみましょう。

いつも沈み込んでいた部分に負荷がかかりにくくなりますから、肩こりや腰痛を楽にしてくれます。

横向きだと寝返りも打ちやすくなりますから、体の回復具合も違ってきます。

ただし、横向きでも体は沈み込んでしまいますから、一時的な対策として活用するのが大切です。

まとめ

寝心地のいい柔らかいマットレスだと、思った以上に体に負担がかかりやすくなります。

肩こりや腰痛が収まらなかったりぐっすり眠れないようなら、何らかの対策をしないといけません。

個人差はありますが、1日6時間は寝て過ごしています。

その時間を快適で体に優しいものにするためにも、マットレスを見直したり枕を変えてみるなどの方法と実践しましょう。