マットレストッパーとマットレスは何が違うの? 違いはない?

マットレストッパーというアイテムが、最近では人気になって来ています。

そんなマットレストッパーとマットレスは一体何が違うのでしょうか?

その違いをしっかり理解していないと、正しくアイテムを選ぶことはできないでしょう。

そこでここでは、マットレストッパーとマットレスの違いについて紹介していきたいと思います。

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大きな違いはないと言える

マットレストッパーとマットレスには、根本的には大きな違いはないと言えます。

マットレストッパーは、マットレスの上に乗せて使うものではありますが、基本的な性能はマットレスそのものになります。

そして素材もマットレスに使われているそれと特別違いはありません。

お手入れが必要だというのもマットレスと同じになりますし、だからといって洗うことができないというのも、マットレスと同じになります。

だから、基本的には大きな違いはないとおもっていいでしょう。

でもマットレスがわりには使えない

では、マットレストッパーはマットレスの代わりとして使用することができるのでしょうか?

マットレストッパーが基本的にマットレスと大きな違いがないのであれば、それはそのままマットレスとして使用することができるように思えるものです。

でも、マットレストッパーはマットレスの代用品として使用することはできません。

正確には、使用すること自体は別に可能でしょうが、マットレスの代わりとして使用するのはおすすめできません。

ではなぜ、マットレストッパーはマットレスの代わりとして使用することができないと言えるのでしょうか?

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厚みに違いがあるから

その答えは、マットレストッパーとマットレスの、唯一とも言える違いに集約されていると言えます。

マットレストッパーとマットレスの唯一の違いは、厚みにあります。

マットレストッパーは、基本的に薄手になります。

どんなに厚みがあるものでも、その厚みは最大7センチくらいになるでしょう。

7センチというのは、マットレスとしてはやはり薄すぎます。

だから、マットレストッパーはマットレスの代用品として使用することはできないと言えるのです。

マットレストッパーはあくまでもマットレスのサポートアイテムとして使用していくのが正解になります。

マットレスとして使用するとどうなるか

では、もし、無理やりマットレストッパーをマットレスとして使用していったらどうなるでしょうか?

マットレストッパーは、マットレスと比べて安値であることが多いです。

マットレスを買おうとしたら、だいたい4万5万はかかってしまうと言えるでしょう。

それは、経済的に厳しい状況にあれば、簡単に払えるものではないと言えるでしょう。

しかしマットレストッパーであれば、だいたい1万円から2万円くらいあれば買うことができます。

それだけ安く買うことができれば、たとえ経済的にそこまで裕福でなくとも、買うことができるでしょう。

だから、マットレストッパーをマットレスの代用品として使用したくなるのはわかります。

でもマットレストッパーをマットレスの代用品として使用するのはよくありません。

それは、腰痛になる可能性が高くなるからです。

なぜ腰痛になる?

マットレストッパーだけで寝ていると、やはり厚みがないので、体をしっかりと沈めることができません。

マットレストッパーも、マットレス同様に柔らかいものもあれば硬いものもありますが、いずれにしても厚みがないと、身体を沈めていくことはできないと言えるでしょう。

そうして身体を沈めていくことができないでいると、そのせいで体重をうまく分散することができなくなります。

ある程度身体を沈めつつ、そしてそれをしっかりと支えることで体重は分散されていきます。

マットレスの場合は、基本的に厚みがあるのでそれも可能になりますが、マットレストッパーの場合は、なかなかそれができなくなるのです。

だから、体重は、特に負担がかかるところにずっとかかり続けてしまうと言えるでしょう。

そんな、特に体重がかかり続けてしまう場所が、腰になります。

腰には、寝ている間な特に体重がかかります。

だから、分散できないでいたら、寝ている間中ずっとその体重の負荷と戦わないとならないと言えるでしょう。

すると次第に腰が痛くなるのは当然です。

だから、マットレストッパーをマットレス代わりとして使用するのはおすすめしないのです。

マットレストッパーだけだと寝心地も良くない

また、マットレストッパーだけだと、マットレスと比べて寝心地も良くないと言えるでしょう。

それはやはりマットレスと比べて厚みがないからです。

厚みがないので、基本的に身体が沈んでいくことがありません。

その身体が沈んでいかないというのは、マットレストッパーがすごく硬いから沈んで行かないというわけではありせん。

マットレストッパーだけで見ると、身体は沈んでいくと言えます。

でも、厚みが最大でも7センチくらいで、薄いものであれば、2センチくらいであることもあるので、その厚みくらいしか沈まないことになるのです。

その厚みだけ沈んだら、あとはベッドフレームに身体が押し付けられることになります。

すると当然すごく固く感じてしまうでしょう。

だから、マットレストッパーだけで寝ていると、寝心地が悪いと言えるのです。

フローリングの上の布団のようなもの

それはいうなれば、フローリングの上に布団を敷いて寝るようなものだと言えます。

布団も、マットレストッパーと同じく厚みがないものになります。

そうして厚みがないから、身体は布団の下まですぐに沈んでいくと言えるでしょう。

その下がフローリングだと、すごく硬いです。

だから、フローリングの上に布団をして寝るのは良くないと言われています。

それと全く同じことがマットレストッパーだけで寝る際にも起こるわけなのですから、マットレストッパーだけで寝るのは良くないと言えます。

それはさけて、きちんとマットレスを用意して寝るようにしていきましょう。

マットレストッパーはあくまでもサポートアイテム

これらのことから分かるように、マットレストッパーというのは、あくまでもサポートアイテムになります。

確かにマットレスとほとんど同じアイテムにはなりますが、厚みがないことによって、残念ながらサポートアイテムになってしまうのです。

そのあたりを理解して、しっかりとサポートアイテムとして使用していきましょう。

身体が痛くなるならコスパが悪い

もし、マットレストッパーだけで寝ていたら、先述のとおりに腰が痛くなってしまったりする可能性は高いと言えます。

そうして腰が痛くなってしまうようであれば、もはやそれにお金をかけるのはコスパが悪いと言えるでしょう。

マットレストッパーは1万円から2万円くらいで買えますが、どうせ腰が痛くなってしまうのであれば、使用するのは布団でもいいはずです。

でも布団であればだいたい3千円くらい買えますから、やはりマットレストッパーで寝るのはコスパが悪いということになってしまいます。

それでは勿体無いので、あくまでもサポートアイテムとして使用していくと良いでしょう。

まとめ

マットレストッパーとマットレスの違いについては、以上のとおりになります。

こうした違いについてきちんと理解して使用していけば、マットレストッパーもマットレスも正しく使えて、しっかりとそれらのアイテムの利点を生かすことができるでしょう。

そうしてあげないと、せっかくのそのアイテムの良さが台無しになりますから、ぜひ正しく使用していってください。