合わないマットレスで起こりうる恐ろしい症状と対処法

睡眠は健康な生活に必要なライフサイクルです。

健康な睡眠には適切な寝具が不可欠です。

日本でもベッドを使う方が半数以上を占め、マットレスの需要も高まってきました。

もしも日々使うマットレスが体に合っていないとどんな問題が出てしまうのでしょうか。

今回は合わないマットレスによって起こりうる問題と、それぞれの対処法を考えてみましょう。

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睡眠の質はマットレスの影響が大きい

睡眠が少し阻害されるだけでも体に影響があることは多くの人が実感しているでしょう。

その原因の多くは寝具にあります。

枕にこだわるという方は多いですが、実は枕が合わないと感じる原因がマットレスであることも少なくありません。

睡眠による影響は肩から上に出やすく、接触している枕が原因だと思いがちですが、体が触れる面に問題があればいくら良い枕を使っても改善されることはありません。

予想外に細かいマットレス選び

マットレスは体の大部分を支えているため、ぴったり合うマットレスを選ぶには一筋縄ではいきません。

仮にぴったり合う枕を使っていた場合にも、マットレスによってしっかり体勢が保持されていなかったり、体が沈みこんでいたりするとまるで枕が原因のような症状が出ることもあります。

ぴったり合うマットレスを選ぶことですっきり問題が解決することもあります。

ちょっとした工夫で睡眠の質が改善されることも

人の体型や疲れている部位は様々です。

同じ製品であっても誰しもに合うということはありません。

買い換えていろいろ試す方も多いですが、マットレスを丸ごと買い換えなくとも、原因を突き止めて対処すれば大きく改善する場合があります。

特にベッドマットレスの場合は大きな買い物になるので、買い換える前にまずは原因を考えてみましょう。

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腰痛

マットレスが原因でよく見られる問題に腰痛があります。

正確に言うとマットレスが原因で腰痛が発症するというよりは、本来持っていた腰痛が合わないマットレスによって悪化するパターンが多いでしょう。

人間の背骨はS字に反っていて体重を分散する構造になっていて、寝たときに背骨が無理な形に矯正されることで腰痛を悪化させてしまうことが多々あります。

マットレスが合えば症状がぐっと軽くなる可能性もあります。

厚手の低反発マットレスがおすすめ

睡眠によって腰痛が酷くなる原因として、肩やおしりの沈みすぎが挙げられます。

肩とおしりは仰向けで寝ても横向きで寝てもまずマットレスに触れる部分なので沈み込みやすいです。

肩やおしりが沈み込むことで腰がマットレスの反発で浮き上がる形になり負担がかかります。

しかしこれを回避するために固めのマットレスにしてしまうと、次は腰に隙間が出来て重力で落ちてしまい負担がかかります。

これを回避するために、スプリングを使用した硬いマットレスを避け、ある程度沈んでくれる低反発で厚手のマットレスをおすすめします。

首・肩の痛み

よく枕が原因だと考えられがちな首や肩の痛みですが、これもマットレスが原因の場合があります。

単純にマットレスが原因で枕が適切な位置に保持出来ていない場合にこの症状が現れます。

またマットレスが全身に合っていない場合、寝返りを繰り返すことで寝相が変わり、結果的に首に負担がかかってしまうことも考えられます。

柔らかさの調整を

首や肩への影響は柔らかさによる部分が大きくなります。

仮にマットレスが柔らかすぎる場合、体が沈みすぎて首がお辞儀するような形になり負担がかかってしまいます。

結果的に首や肩の血流が阻害されたり、首の骨に負担がかかり痛みが出てくる可能性があります。

この場合はマットレスそのものを少し硬いものに買い替えるのも有効ですが、体が沈みすぎないよう薄手の敷布団を使用することでも症状が改善することがあります。

寝起きの疲労感

しっかり睡眠時間が取れているはずなのに寝起きに体がだるいという場合にも、マットレスに原因がある可能性があります。

睡眠による体力の回復には血流が不可欠です。

マットレスが合わずに血流が阻害されてしまうと、睡眠時間に関係なく体力が回復していないことが考えられます。

薄手の低反発マットレスがおすすめ

血流を改選するには、表面が柔らかい必要があります。

ベッドマッドレスの場合はすべて買い換える必要がなく、薄手の低反発マットレスを上に敷くだけでも大きく改善する可能性があります。

まとめ

このように、マットレス1つで様々な体調不良が起こりうる可能性があります。

どれも酷くなると起きている時間にも影響してくる厄介なものです。

睡眠の質が落ちれば精神的にも辛くなってきてしまいます。

場合によってはすべて買い換える必要なく改善できるので、ご自信の体に現れている症状から原因を探り改善していきましょう。