正しく干してあげよう! 高反発マットレスはどうやって干すのが正解?

高反発マットレスは、基本的には洗うことができないタイプのマットレスになります。

だから、高反発マットレスを使用しているときには、適宜干してあげて、少しでも湿度を抜いてあげないとなりません。

しかし、干してあげるとはいっても、やはり正しい干し方で干していかないと逆効果になります。

そこでここでは、高反発マットレスのただしい干し方について紹介します。

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高反発マットレスは立てかけて干す

高反発マットレスは、基本的には固いです。

もちろん高反発なので、身体を乗せたらある程度沈めて、そしてそれを反発してくれるというものになるのですが、基本的には固いマットレスになります。

そんな風に固いマットレスなので、それをほそうと思っても、たとえば布団のように干すことは難しいです。

布団であれば、普通に物干しざおにかけておけばそれで干すことが可能になりますが、高反発マットレスの場合はそういうわけにはいかないのです。

固くて折れませんから。

なので、高反発マットレスを干す際には、物干しざおにかけようとするのではなく、ベランダの壁などに、立てかけて干すようにするのが正解になります。

だから正確には、干すというよりも、外に出して置くというだけになります。

それでも十分湿度は抜けていくので、それで十分なのです。

湿度が抜ければ良い

基本的には高反発のマットレスを干すというのは、湿度を抜くためになります。

湿度を抜くことによって、マットレスの中に発生しがちなダニの動きを抑えたり、あるいはマットレスのへたりを起こりづらくしていきます。

だから、それができれば目的は達成できるのです。

そしてそれは、壁に立てかけておくだけでも十分可能です。

壁に立てかけないで、ただ普通にマットレスをベッドフレームの上に寝かせていると、まずそもそも風が通りません。

風が通らないと、やはり湿度は抜けていかないのです。

また、寝かせている状態だと、やはり密閉されている範囲が広くなります。

広い範囲が密閉されていると、どうしてもマットレスにも湿度がこもりがちになります。

でも立てかけておけば、密閉されているのは地面との接地面と、壁に寄りかかっているところだけになり、かなり密閉度は小さくなります。

そうして密閉度が小さくなれば、当然その分だけ湿度は抜けていきやすくなるので、こうして立てかけておくだけでも十分湿度は抜けていきます。

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ある程度斜めに立てかけるようにする

高反発のマットレスを外に立てかけておく際には、一つポイントがあります。

それが、やや斜めに立てかけるようにするというポイントです。

まっすぐに立てかけるようにすることももちろん可能です。

でもまっすぐにたてかけるようにしてしまうと、マットレスと壁との接地面が結局広くなってしまうことになります。

もちろんそれでも、外にマットレスを出している時点で、少なくともベッドフレームの上で寝かせているだけの時に比べると、はるかに湿度は抜けていきやすくなります。

しかし接地面がせまくなれば、ますます湿度は抜けるようになるのです。

そうしてますます湿度が抜けるようになるのであれば、それに越したことはありません。

だから、マットレスを外に干す際には、なるべく斜めに立てかけるようにするべきなのです。

なるべく斜めにたてかけておけば、その分だけマットレスと壁との接地面は狭くなりますから。

ただし斜めにしすぎないように注意

ただ、斜めに立てかけるとはいっても、斜めにしすぎないようにすることも大切なポイントになります。

斜めにしすぎてしまうと、そのまま倒れてしまう可能性が出てきます。

そうしてそのまま倒れてしまうようであれば、そのマットレスと地面との接地面は、ベッドフレームの上に寝かせている時と同じくらいになってしまいます。

むしろそれよりも状況は悪くなってしまっています。

ベッドフレームは、基本的にはそこまで通気性が悪くありません。

その上にマットレスを置かれることを想定して作られているわけなのですから、通気性が悪いということはないのです。

そうして通気性が悪くないところで接地面が広くなるだけなら、まだましです。

でも、ベランダの地面はどうでしょうか?

ベランダの地面は、どう考えても通気性が良いはずがありません。

そもそも別に通気性を良くする理由がありませんから。

だからそこに倒れてしまっていると、すごく湿度がこもりやすくなるのです。

そうならないようにするためには、高反発のマットレスを立てかける際には、あまり斜めにしすぎないように気を付けないとならないのです。

陰干しするのが正しい干し方

高反発のマットレスを干す際の正しい干し方は、陰干しするという干し方になります。

天日干しした方が、マットレスの湿度は抜けていくのではないかと思うものですが、天日干しをするのはあまりおすすめしません。

なぜなら、天日干しをしてしまうと、高反発マットレスの素材が弱くなってしまうからです。

基本的には高反発マットレスに使われている素材は、紫外線に弱いです。

だから、なるべくなら紫外線をあてないようにしておきたいのです。

紫外線を当てると、そのせいで素材が弱くなってしまいます。

天日干しというのは、その高反発マットレスの天敵である紫外線を、しっかりとマットレスにあてていく行為になります。

それではいくら湿度が抜けたとしても、その高反発マットレスを長く使うことは難しくなってしまいます。

長く使うために湿度を抜く

高反発マットレスを外に出してその湿度を抜いていくのは、その高反発マットレスを少しでも長く使いたいという思いがあるからです。

別にその高反発マットレスを長く使いたいという気持ちがないのであれば、そうして外に干したりする必要もありません。

天日干しをしていたら、せっかく手間をかけてケアをしているのに寿命を短くしてしまうことになり、結果干していないのと同じことになってしまうのです。

干していないのと同じことになってしまうのはすごく残念ですし、何より干していないのと同じことになってしまったら、干しているという労力をかけている分、損になります。

だから、天日干しは避けることをおすすめします。

当然シーツなどは外して干すようにする

高反発マットレスの干し方として最後に言えるのは、そのマットレスを裸の状態にして干すということです。

高反発マットレスに限らず、基本的にはマットレスを使用する際には、シーツをつけて使用しているものです。

そうしてシーツをつけていると、ついついそのままシーツをつけっぱなしで干してしまいたくなることもあります。

いちいちシーツを外すのは面倒ですから、そうしてしまう気持ちはわかります。

でも、シーツをつけっぱなしで干していても、効果が半減するだけです。

シーツは必ずはずしてほすようにしてください。

干している間に洗濯しておく

シーツをきちんとはずして高反発マットレスを干すようにするためには、高反発マットレスを干している間には、シーツは洗濯をしておくという癖をつけるのがよいです。

そうすればシーツを綺麗にできる上に、より適切に干していけるようになりますから、一石二鳥です。

まとめ

高反発マットレスの正しい干し方については、以上のとおりになります。

これらのことを参考に高反発マットレスを干していけば、しっかりと高反発マットレスの寿命を長くできるように干していけます。

なので是非参考にして、正しく干してあげるようにしていってください。

高反発マットレスは、マットレスの中でも高いものになりますから。