高反発マットレスの素材はウレタンとエアー系どっちが良い?

高反発のマットレスと一口にいっても、高反発のマットレスにもいろいろあるといえます。

特に主流なのは、ウレタン素材と、エアーブレス素材だといえます。

では、そんなウレタン素材の高反発マットレスとエアーブレス素材のマットレスは、どちらの方が高反発マットレスとしてよいと言えるのでしょうか?

ここではそれについてみていきたいと思います。

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ウレタン素材は耐久力が高い

ウレタン素材の高反発マットレスの最大の特徴は、耐久力が高いところにあります。

耐久力が高いということは、長い間しっかりした反発力のマットレスを使用できるということになります。

高反発のマットレスは、しっかりと身体を反発して、支えることができてこそ、効果的になるものだといえます。

それなのに、知らない間にしっかりと身体を支えて反発することができなくなっていたら、それはもはや高反発のマットレスの意味がなくなるといえます。

なので、ウレタン素材のように耐久力が高いというのは、一つの大きなメリットだと言えるでしょう。

へたる時はゆっくりへたるので気がつかない

マットレスがへたる時というのは、ある朝突然へたるというわけではありません。

ある朝突然へたるのであれば、そのマットレスがいつダメになったかということも判断しやすいと言えるでしょう。

しかし高反発のマットレスは、へたる時にはゆっくりへたるものなのです。

それはもちろん高反発のマットレスだけの話ではありませんが、日に日に少しずつへたっていくものになります。

そうして日に日に少しずつへたっていくとなると、気がついた時にはへたっているということになるのです。

なので、身体によいと思って使用していたマットレスがいつの間にか身体にあまり良くない状態になり、そしてそれがそうなっていることに気がつかずにそれを使用し続けてしまうことも増えてくるということになります。

それでは腰が痛くなることもあるでしょう。

でも耐久力が高いウレタン素材の高反発マットレスであれば、そんな風にしらないうちに身体に悪いマットレスになっていたということになる可能性はすくなくなります。

あるいは、そうなってしまうにしても、そうなるまでには時間がかかることは間違いありません。

だから、その分身体によいと言えるでしょう。

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ウレタン素材は暖かい

ウレタン素材の高反発マットレスの特徴として、あったかいということが挙げられます。

保温力に優れているので、比較的に暖かいと言えるのです。

でも、なぜウレタン素材の高反発マットレスは、保温力に優れているといえるのでしょうか?

それは、ウレタン素材の高反発マットレスは、通気性があまり良くないからです。

デメリットでありメリットでもある

通気性がよくないというのは、メリットでもありデメリットでもあると言えます。

メリットはやはり保温力に優れているということです。

保温力にすぐれていれば、身体が冷えることがありません。

高反発のマットレスを使用している方は、腰痛を抱えている方が多いでしょう。

そうして腰痛を抱えているということは、身体を冷やすのはよくないです。

身体を冷やしてしまうとそれにより血行が悪くなり、そして腰痛が悪化することがありますから。

だから、保温力にすぐれている、通気性がよくないというのはメリットだと言えるのです。

逆にデメリットになるのは、蒸れて汗をかいてしまう可能性があることです。

汗をかいてしまっても、やはり通気性がよくないのでそれが乾くまでには時間がかかるといえるでしょう。

そうしてそれが乾くまでに時間がかかるとなると、やはりその汗のせいで身体が冷えてしまうこともでてくるでしょう。

それでは結果的に腰が痛くなることもあるでしょう。

なので、通気性がよくないというのは、メリットでありデメリットでもあるといえるのです。

暑がりの方にはあまりおすすめできないかもしれませんが、寒がりの方には逆におすすめできるといえるでしょう。

エアーブレスは反発力がソフト

では、エアーブレス系の高反発マットレスの特徴はどこにあるでしょうか?

エアーブレス系の高反発マットレスの特徴は、反発力がソフトだということです。

エアーブレス系の高反発マットレスは、ウレタン素材に比べるとやはり密度が高くありません。

ということはその分だけ反発力は弱めになるのです。

でも、反発力は、高ければよいということでもありません。

大切なのは体重に合わせることです。

反発力が高すぎると沈まなさすぎることもある

なぜなら高反発のマットレスを使用していて、そのマットレスの反発力が高すぎると、そのせいで身体が沈まなさすぎることが出てくるからです。

そうして身体があまり沈まないでいたら、やはり体重を分散させることができなくなります。

高反発のマットレスの最大の利点は、体重を分散できることにあります。

ある程度身体を沈めて、マットレスと身体が触れる部分をふやしつつ、その触れる部分を高反発マットレスの反発力によって跳ね返して支えてくれるのです。

そうすると、体重を体全体に分散できるようになります。

それができないでいると、体重は腰のあたりの特に強くかかることになります。

それでは腰がいたくなるのも仕方ないでしょう。

それを防ぐことができるといえる高反発のマットレスは、本来すごく効果的だと言えるのです。

でも、反発力と体重があっていないとそれもできなくなります。

身体が沈まないと、全体を支えることもできなくなりますから。

体重が軽い人にあっている

エアーブレス素材の高反発マットレスは、あまり反発力が高くないわけですから、その反発力でもしっかりと身体を沈ませてくれて、かつしっかりと身体を支えることができるような、体重の軽い人にあっていると言えます。

逆に体重が重いと沈みすぎてしまうのであまりあっていないと言えるでしょう。

もちろん全てのエアーブレス素材のマットレスが反発力に欠けるわけではないので一概には言えませんが、基本的には体重の軽い人にあっていると考えた方が良いでしょう。

選択肢があまりないのもポイント

エアーブレス系の高反発マットレスは、あまり選択肢が多くあるものではないと言えます。

たしかに高反発のマットレスの主流となっているのは、ウレタン系とエアーブレス系です。

でもその中でも特に多いのはやはりウレタン系なのです。

エアーブレス系は高値になりがちですから、やはりウレタン系の方が売れやすいです。

どうせ作るのであれば、少しでも売れやすいのを作りたいと思うのは当然です。

だから、ウレタン系の方が多く売られています。

身体にあっているものを探しづらいということ

あまり選択肢がないということは、その分だけ身体にあっているものを探しづらいということになります。

身体にあっているものを選ぶことが一番重要なことであることは間違いありませんから、それがしづらいというのは一つの大きなデメリットになるでしょう。

もちろん、その少ない選択肢の中に身体にあっているものがあるのであれば、それはデメリットにはなりませんが。

まとめ

高反発マットレスで主流となっているのはウレタン系のとエアーブレス系で、そのどちらの素材にも違った良さがあり、違ったデメリットがあると言えます。

ただ基本的にはデメリットがメリットにもなりえるような、ウレタン系のマットレスの方が無難なのではないでしょうか?

なので、もし迷ったらウレタン系の高反発マットレスを選ぶことをおすすめします。