腰痛になりやすいからダメなの?フローリングに直マットレスだと腰痛になりやすい理由

フローリングに直マットレスは、あまり良くないと言われています。

それがダメな理由は色々ありますが、そのうちの一つとして、腰痛になりやすいからだということが挙げられます。

では、フローリングに直マットレスは、なぜ腰痛になりやすいと言えるのでしょうか?

ここではそんな、フローリングに直マットレスだと腰痛になりやすいという理由について紹介していきます。

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マットレスがへたりやすいから

フローリングに直マットレスだと腰痛になりやすいという理由としてまず挙げられるのは、フローリングに直マットレスだとマットレスがへたりやすいからだと言えます。

フローリングに直マットレスは、ベッドフレームにマットレスを置くことに比べて、はるかにマットレスに湿度が溜まりやすくなります。

ベッドフレームは、多くの場合で通気性が良い作りになっていますが、フローリングの場合は別段通気性が良い作りにはなっていません。

むしろフローリングは通気性が悪いと言えるでしょう。

そんな風に通気性が悪いところにマットレスを重ねて行ったら、マットレスの通気性が悪くなるのは当然だと言えます。

そうして、通気性は悪くなっていってしまうのです。

そして、通気性が悪くなると、マットレスはその分へたりやすくなります。

湿度がこもるとその分素材の弾力が無くなることが多いです。

弾力が無くなるということは、凹んだまま戻って来なくなるという事です。

それはまさに、へたっているという状態になるでしょう。

だから、フローリングに直マットレスだとマットレスがへたりやすくなると言えるのです。

ヘタると何故腰痛になるのか

では、そもそもマットレスがへたってしまうと何故腰痛になってしまうと言えるのでしょうか?

マットレスがへたってしまうと、まず体重を分散する力が弱くなると言えます。

マットレスのへたりは、やはり特に体重の負荷を受けやすいところから起こっていくでしょう。

という事は、特に体重の負荷を受けやすいところが、どんどん凹んでいき、そこにさらに体重の負荷が掛かりやすくなるという事になります。

そしてそれは、大体の場合で腰です。

だから、マットレスがへたってしまうと腰痛になると言えるのです。

また、マットレスがへたってしまうと、弾力性もなくなるわけですから、寝返りもしづらくなるでしょう。

寝返りが出来なくなると、寝ている間にどんどん筋肉は縮こまっていきます。

そうして筋肉が縮こまるようになると、腰痛もおこっていってしまうでしょう。

そんな風にして腰痛になることもあります。

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寝る位置が低くなるので腰への負担が増える

フローリングに直マットレスだと腰痛になってしまう理由として、フローリングに直マットレスだと、マットレスまでの距離が遠いから、腰にかかる負担が大きくなるからだと言えます。

ベッドがあれば、マットレスの位置はかなり高くなるでしょう。

そうしてマットレスの位置が高くなれば、その上に乗りこむ際に腰にかかる負担は決して大きくはなくなります。

でも、マットレスがフローリングの上に直置きだとどうでしょうか?

それはもはやすね位の位置になるので、その上に乗る際には、かなり腰に負担がかかると言えるでしょう。

そしてそんな腰にかかる負担は、何も寝る時にだけかかるものではありません。

寝る時だけではなく、そこから起き上がる際にも、腰には強く負担がかかると言えるでしょう。

そこから起き上がる際、割としっかりめの距離を上がっていかないとなりません。

その際にはやはり腰にかかる負担も大きくなるでしょう。

だから、腰痛になる可能性が高くなると言えるのです。

毎日積み重なる負担になる

そしてそんな腰にかかる負担は、1回だけ起こるという類のものではありません。

この負担は、毎日積み重なる負担になります。

1回1回の負担であれば、別に腰も耐えることはできるでしょう。

しかしそれが毎日ともなるとどうでしょうか?

毎日その負担を受けるとなると、やはりツラくなることもあるでしょう。

だから、フローリングの上に直置きでマットレスを置くというのは、おすすめできないのです。

フローリングまわりの方が空気の湿度も高い

フローリングに直置きでマットレスを置くと腰痛になってしまうという理由として、フローリングまわりにマットレスを置いた方が、空気中の湿度が高い所にマットレスを置くことになるからという事も挙げられます。

フローリングに直置きでマットレスを置くということは、必然的にマットレスの位置は部屋の中でもかなり下の方になるでしょう。

そして部屋の中の湿度というのは、基本的には下の方が高いと言えるのです。

ということは、フローリングの上にマットレスを直置きしていると、湿度が高い環境にマットレスを置くことになります。

そうして湿度が高いところにマットレスを置いておけば、当然その湿度の影響を受けて、マットレスに湿度が溜まりやすくなる可能性は高くなるでしょう。

だから結果、マットレスがへたりやすくなるのです。

ただでさえ湿度がこもりやすい

先述の通りに、マットレスをフローリングに直置きしていると、フローリングの通気性の悪さのせいで、マットレスに湿度がこもりやすくなります。

そうしてただでさえマットレスに湿度がこもりやすい環境にあるのに、こうしてますます湿度がこもりやすくなってしまっていたら、マットレスはやはり湿度から逃れるのは難しくなるでしょう。

そうして腰痛になりやすいようなマットレスが出来上がっていきます。

それを避けるためには、やはりベッドフレームを用いて、マットレスを置く位置をある程度高い位置にするしかありません。

ある程度高い位置になれば、空気中の湿度も少なくともその部屋の中ではましな方になるので、多少なりともへたりづらくしていくことが出来るでしょう。

フローリングに直置きだとメンテナンスもしづらい

フローリングにマットレスを直置きだと腰痛になってしまう理由として、メンテナンスがしづらいということも挙げられます。

フローリングに直置きの状態のマットレスを持ちあげて行く際には、かなり腰に負担が掛かるような体勢になってしまうでしょう。

しかしこれがベッドフレームがある場合はどうでしょうか?

ベッドフレームがある場合にも、当然腰の力は使うわけではありますが、それでも地面に置いてある重たいものを持ち上げるよりははるかに楽でしょう。

だから、メンテナンスの際の腰への負担はかなり少なくなると言えます。

その差はやはり大きいです。

メンテナンスしづらいとメンテナンスしないことも

また、フローリングにマットレスを直置きにしていて、メンテナンスしづらい状態にあると、そのままメンテナンスしないようになることもあるでしょう。

そうしてメンテナンスしないでいたら、やはりどんどん湿度もこもっていき、どんどんへたりやすくなっていってしまうと言えるでしょう。

ただでさえへたりやすい状態にあるフローリングに直置きのマットレスなのに、そうしてメンテナンスしないせいでますますへたりやすくなっていたら、腰痛にもなるというものです。

まとめ

フローリングに直置きでマットレスを置いていると腰痛になってしまう理由と言うのは、だいたいわかりましたでしょうか?

基本的には、フローリングにマットレスを直置きすることにはメリットはありません。

なので、マットレスを買う際には、フローリングに直置きで使用することを考えるのではなく、ベッドフレームで使う事を第一の選択肢とするのがおすすめです。