赤ちゃんを寝かせるならば高反発マットレスの方が良い?
赤ちゃんを寝かせる際には、やはり適切なところに寝かせていかないとなりません。
でも、赤ちゃんを寝かせるのに、高反発マットレスが適切なのか、それとも低反発マットレスの方があっているのかというのは、意外とわからないものです。
そこでここでは、赤ちゃんを寝かせるのであれば、高反発マットレスと低反発マットレスどっちの方が良いか見ていきます。
>>おすすめ腰痛マットレスランキング低反発マットレスは危険
まず一つ言えるのは、赤ちゃんを低反発マットレスに寝かせるのはすごく危険だということです。
赤ちゃんを低反発のマットレスに寝かせてしまうと、そのまま体の重みで沈んでいき、結果呼吸困難になることがあります。
赤ちゃんくらいの厚みであれば、かなりマットレスにも沈んでいきます。
それからもし寝返りなどをうとうして向きを変えたりしたら、息ができなくなってしまうのです。
しかも、低反発のマットレスは、そこから抜け出すのが意外と大変です。
抜け出すためには、抜け出すための運動エネルギーを作らないとなりません。
その運動エネルギーを作るためには、力を込めて、その反動を受けないとならないのですが、低反発のマットレスの場合は、力を込めて動き出そうとしても、その力が吸収されてしまいます。
それでも大人であれば、さらに強い力を加えることで動くことができますが、赤ちゃんの場合は、そこまで力を込めることもできません。
そもそも力を込めてそこから抜け出すという思考にすら達しません。
だから、そのまま呼吸困難のまま過ごすことになってしまう可能性が出てくるのです。
それは、赤ちゃんを寝かせる上で一番避けないとならないことです。
脳に酸素が不足していくと後遺症が残ることもありますし、そもそもそのまま呼吸困難でいたら、最悪のケースになることもあります。
そうなってから後悔するのでは遅いです。
そうなる前に、低反発マットレスは避けるべきだと覚えておきましょう。
低反発は蒸れもする
赤ちゃん用のマットレスに低反発がおすすめできないのは、そうして危険だからというだけの話ではありません。
たとえば厚みがない低反発マットレスもあります。
そういうものであればあまり危険にはなりません。
だから、厚みがないマットレスであれば、赤ちゃんにもよいのではないかと思う方もいます。
でも、それもやはりだめなのです。
なぜなら、低反発のマットレスは基本的にあまり通気性が良くないからです。
寝返りがあまりできない赤ちゃんを通気性のあまりよくないマットレスの上で寝かせていたら、そのせいで蒸れてしまうことがでてきます。
そうして蒸れてしまうと、かぶれたりして、大変です。
それを起こさないためにも、赤ちゃんに低反発のマットレスを使用するのは避けるのがおすすめです。
>>おすすめ腰痛マットレスランキング高反発マットレスならばちょうど良い
低反発マットレスは、そのように蒸れてしまうこともありますし、そして何より危険なのでよくありません。
でも高反発マットレスならば、そういうデメリットはありません。
だから、赤ちゃんを寝かすのにもちょうど良いのです。
まず高反発マットレスは、通気性が良いです。
だから、その上で寝ていても別に蒸れることはありません。
もちろん、長い間寝ていればある程度蒸れてしまうことはあります。
しかしそれは、低反発マットレスと比べるとはるかにましなレベルです。
赤ちゃんでも寝返りしやすい
また高反発マットレスは、寝返りがしやすいです。
それは赤ちゃんでも同じです。
別にそこまで力をこめなくても、ちょっと体のバランスが崩れたらそれで寝返りがして行けます。
それもまた、蒸れないことにつながります。
ずっと同じところにいたら、たとえ蒸れづらいところで寝ていても多少蒸れてしまいますが、ずっと同じところにいるのではなく、こうして寝返りで移動すれば、その際に湿度をしっかりと解放していけるので、その分蒸れづらくなるのです。
そうなれば、かぶれたりするリスクも軽減できます。
そういう意味でも、高反発マットレスはおすすめになります。
沈まないから安心でもある
また高反発マットレスは、赤ちゃんくらいの体重では全然沈まないものです。
だから、窒息してしまうというリスクもあまりありません。
どこで寝ていても窒息するリスクは0ではないので、リスクが0とは言い切れないところがあります。
でも、うつぶせになって固いところに顔が当てられていたら、痛くて起きて泣くことができますし、限りなくリスクが少ない寝具であることは間違いありません。
だから、赤ちゃんを寝かすのであれば、高反発のマットレスが適切です。
高反発で沈まないのに痛くないのか
でも、高反発で、かつ体重が軽くてあまり沈まないのであれば、高反発マットレスの本来の持ち味である、体重を分散する能力がかなり乏しくなるということになります。
それなのに、赤ちゃんは痛くはならないのでしょうか?
別に、赤ちゃんはそれで身体が痛くなるということはありません。
そもそも体が柔らかいのが赤ちゃんですから、それがクッションになり、対して痛くは感じないのです。
また、大人とは違い、筋肉もしなやかで、血流にも余計なものは混じっていません。
だから、その分身体に痛みが発生しづらいということになります。
高反発マットレスくらいで痛いと思うことはそうそうありません。
なので安心して高反発のマットレスを使用していくとよいです。
厚みはあまりない方がおすすめ
ただ赤ちゃんが使用する高反発のマットレスの場合は、厚みはあまりない方がおすすめになります。
というのも、あまり高いところに赤ちゃんをもっていかない方が良いからです。
基本的には赤ちゃんがマットレスから落ちるということは考えづらいことです。
でも、100パーセントないかと言われたら、それは言い切れません。
もしかしたら落ちてしまう可能性だってあるのです。
そうして赤ちゃんが落ちた時、もし高い位置から落ちたとしたら、それは命の危険になります。
でも、そこまで高さがなければ、ちょっとけがをしたり、あるいは泣いたりするくらいで済みます。
どうせならばその方が良いに決まっています。
だから、厚みはあまりない方がおすすめなのです。
ベッド自体もそこまで高くはないものを
それは当然、マットレスだけの話ではありません。
マットレスの下に置くベッドフレームも、基本的にはマットレス同様に、あまり高さがないものを選ぶのが良いでしょう。
かといってあまり高さがなさすぎると、それはそれで、地面に落ちたほこりなどが舞い上がり、その上にいる赤ちゃんに触れてしまう可能性がでてきますからおすすめできません。
でも、高さがあるベッドフレームを使用していたら、やはりそれはリスクが高くなってしまうのです。
せっかくマットレスでそのリスクを軽減していこうとしているのですから、それをムダにしないためにも、ベッドフレームの高さもあまり高くないものを選んでいくようにしてください。
そして、快適に寝つつ、かつ安全に眠ることができる環境を整えていきましょう。
それももはや、親の義務になりますから。
まとめ
赤ちゃんの寝具としては、低反発マットレスは避けるべきで、高反発マットレスはおすすめだというのがここでの結論になります。
これらのことを参考にして、基本的にはリスクの少ない高反発のマットレスを買っていくとよいでしょう。
無駄なリスクをしょっても、別に良いことはありません。
取り返しのつかないことをさけるためにも、高反発のマットレスがおすすめになります。