腰痛を予防・緩和・改善したい女性のマットレスの選び方
女性と男性は同じ人間ですが、身体のつくりや特徴は異なります。
そのため、マットレスの選び方も異なってきます。
自分に合ったマットレスを使用しないと、肩こりや腰痛の原因になったり、疲れが取れなかったりするので注意が必要です。
そして、女性の中には、妊娠や出産、生理痛やストレスなどで腰を痛めている方は多くいます。
これらのことから、腰痛を予防・緩和・改善するためにも、マットレスの選び方は重要になります。
ここでは、女性に最適な腰痛対策になるマットレスの選び方を解説していきます。
>>おすすめ腰痛マットレスランキング目次
腰痛を治すには原因に合わせて改善することが大切
腰痛は、デスクワーク・スポーツ・悪い姿勢・重い荷物を持つなどが主な原因になり、自分に合っていないマットレスも腰痛の原因になります。
腰痛に悩んでいる人は男性だけでなく、女性にも多くおり、腰痛を起こすと仕事や普段の生活に支障をきたしてしまう場合があります。
そのため、腰痛対策をすることは大切であり、腰痛対策をするには腰痛の根本的な原因を改善することが重要です。
姿勢が悪いのが原因になっている方は正しい姿勢に矯正し、デスクワークなど座り方が原因になっている方は、座り方を改善する必要があります。
そして、朝起きた時に腰が痛いという方は、枕やマットレスなどの寝具が腰痛の原因として考えられるので、それらを見直すことが必要になります。
では、女性がマットレスを選ぶポイントとは、どのようなことなのでしょうか?
>>おすすめ腰痛マットレスランキングポイント1.マットレスの硬さ
基本人間は、男性は男性らしい体付きをしており、女性は女性らしい体付きをしています。
そのため、基本男性は女性より筋肉量が多く、しっかりとした太い骨をしており、女性は男性よりも筋肉量が少なく、華奢な細い骨をしています。
このように、男性と女性とでは体付きが異なるので、自分に合うマットレスを選ぶ時はマットレスの硬さを確認することが大切です。
女性は男性よりも筋肉量が少なく華奢な体付きをしているので、基本女性に硬すぎるマットレスは合いません。
背骨のS字カーブを維持できる姿勢で眠れること
人間の背骨は自然なS字カーブを描いており、しっかり身体を支えています。
その背骨のS字カーブが崩れると腰痛の原因になるので、S字カーブを崩さないマットレスで眠ることが大切です。
自分に合った硬さのマットレスなら、横になった際、ちょうど良い具合に身体が沈むので、背骨の適度なS字カーブを維持することができます。
しかし、マットレスが硬すぎると、ちょうど良く身体が沈み込まず、腰が浮いてしまいます。
そのような状態だと体圧が分散されず、腰などに集中して負担がかかってしまい腰を痛めてしまいます。
腰痛を予防・軽減・改善するには、硬すぎないマットレスを使うことが大切になります。
ポイント2.身体への負担が少ない姿勢で眠れること
睡眠による腰痛や肩こりを予防するには、身体にかかる負担の少ない姿勢で眠れることが大切です。
身体にかかる負担が少ない寝姿勢というのは、横になった時に背骨が適度なS字カーブを描いている状態です。
このような姿勢がキープできないと、背骨や肩や腰などの部分には大きな負担がかかってしまいます。
では、どのようなマットレスが適度なS字カーブを維持できないのかというと、それは、柔らかすぎるマットレスです。
前述した通り、硬すぎるマットレスも腰などには大きく負担がかかってしまいますが、逆に柔らかすぎても良くありません。
マットレスが柔らかすぎることで、身体が深く沈み込んでしまい、背骨の適度なS字カーブを維持することが難しくなります。
そのことによって腰痛を起こしてしまうので、柔らかすぎるマットレスも良くありません。
ポイント3.寝返りが打ちやすいこと
パートナーと一緒のベッドで寝ていると、寝返りで相手にぶつかってしまうことがあります。
そのようなことから、寝相が悪い人とは一緒に眠りたくないものですが、寝返りをすることは大切なことになります。
一般的に人間は、一晩で18~25回くらいの寝返りを打ちます。
その寝返りには大事な役割があり、筋肉が固まって血流が悪くなるのを防止する役割や、布団内の温度の調整をする役割があります。
また、レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えをスムーズに行い、睡眠リズムを整える役割もあります。
そのため、適切な回数の寝返りを打つことは必要であり、寝返りが打ちやすいマットレスを使用することが大切になります。
柔らかすぎるマットレスは寝返りがしにくくなる
柔らかすぎるマットレスだと、身体が深く沈み込んでしまうので、寝返りを打つ時は通常よりも力が必要になります。
そのことは、自然な寝返りといえず、寝返りの際、余計な力を入れることによって目が覚めてしまうこともあります。
そうなると睡眠の質は悪くなり、朝起きた時に疲れが取れていないということになります。
また、寝返りの回数が減ることにより、身体は固まりやすくなり、血液の流れは悪くなってしまいます。
そのことは腰痛や肩こりなどにも繋がるので、柔らかすぎるマットレスは避けた方が良いでしょう。
基本、女性は男性よりも筋肉量が少なく体重が軽めですが、そのような女性でも柔らかすぎるマットレスだと身体が深く沈み込んでしまうので、適度に身体が沈み込み、寝返りが打ちやすい反発力のあるマットレスを選ぶことをおすすめします。
ポイント4.手入れがしやすいかどうか
ベッドやマットレスは、基本敷き布団のように毎日上げ下ろししません。
そのためとても楽ですが、ダニやカビ対策に、定期的に手入れを必要があります。
基本どのマットレスも重いですが、マットレスによって重さはそれぞれ異なります。
重すぎるマットレスだと、壁に立てかけるのも大変です。
そのため、それほど重くない手入れのしやすいマットレスを選ぶことをおすすめします。
基本、女性は男性よりも力がなく、その上、腰痛持ちだと、マットレスを立てかけたり、運んだりする際に腰痛を悪化させてしまう可能性があります。
力が強い男性だと、マットレスが多少重くても関係ありませんが、女性は、手入れが大変で重すぎるマットレスは選ばない方が良いでしょう。
ポイント5.返品保証があるものを選ぶこと
マットレスには、反発力が低いものから高いものまで様々あり、マットレスによって特徴が異なってきます。
そのため、実際に使用してみないと、本当に自分に合っているのか分かりません。
お店で試しに横になることができても、試せる時間は数分か数十分で、何時間も試せる訳ではありません。
マットレスというのは、一晩か数日、または数ヶ月、実際に眠ってみて初めて自分に合っているのか分かります。
そのため、返品保証があるものを選ぶことをおすすめしますが、返品保証のあるところは少なく、返品保証のあるマットレスを選ぶこと自体難しいことになります。
ですが、自分に合うマットレスを選ぶためにも、なるべく返品保証のあるマットレスを選ぶと良いでしょう。
マットレスは、硬さ・寝返りの打ちやすさ・眠り心地・快適性・通気性など、様々なことが合わさって、本当に自分に合っているのかが分かります。
また、女性の場合、ダイエットをしている方は多くいて、体重の増減が激しい方もおり、体重が大きく変わることにより寝心地が変わるのかなども確認することが可能です。
まとめ
以上、女性に最適な腰痛対策になるマットレスの選び方のポイントを解説しました。
その解説の「まとめ」としては、「自分の体型や体重に合ったマットレスを選ぶことが重要」ということになります。
自分に合った硬さのマットレスを選ぶことにより、身体にかかる負担の少ない良い姿勢で眠ることができ、寝返りも打ちやすくなります。
女性のマットレスの簡単な選び方は、自分の体重を目安として選ぶと良いです。
体重が重い、または重めの女性は少し硬めの高反発マットレスを選び、体重が軽い、または軽めの女性は、気持ち硬めな高反発マットレスか、気持ち柔らかめの中反発のマットレスがおすすめです。