疲れをしっかり取るためのマットレス!選び方の3つのポイント
寝ている間に人間の体は回復しています。
しっかり熟睡できているなら、昨日の疲労もしっかり取れるはずですが、朝起きると疲れが抜け切っていないとか、体がどんより重たく感じる方もいらっしゃいます。
その原因の1つが寝具で、マットレスが合っていないと体に負荷がかかって体が回復できずに、肩こりや腰痛を起こしてしまいます。
健康と重要な関係にあるマットレスの選び方について紹介しましょう。
>>おすすめ腰痛マットレスランキングマットレスで体に負荷がかかってしまう
マットレスが硬すぎたり柔らかすぎたりなど、自分に合ったタイプでないと、体の一部分に集中して負荷がかかってしまいます。
筋肉は収縮して硬くなりますし、血流が悪くなって疲労物質を上手に流すことができずに疲労回復効果が落ちてしまいます。
負荷がかかりやすい腰や肩、首などにこりが起こり、目覚めた時に肩こりや腰痛などの不調を感じてしまいます。
マットレスの影響で体が脱力してリラックスできていませんから、睡眠の質まで下げてしまって、寝ているはずなのに体が重たく感じたり頭がすっきりしないなどの影響を与えてしまいます。
>>おすすめ腰痛マットレスランキング理想的なマットレスの条件とは
人のよって体格や寝姿勢は違っていますから、体に合ったマットレスを使うのが重要です。
背中のS字カーブをキープできるもの
正しい姿勢で立っている時には背中は自然なS字カーブを描いていて、体に一番負荷がかからない状態です。
この背中の自然なS字カーブを、寝ている時にもキープできるマットレスがおすすめです。
マットレスが柔らかすぎると重心がかかる部分が沈み込んでしまいますし、硬すぎると腰やお尻などが浮いてしまいます。
背中のS字カーブが崩れてしまって、血行が悪くなったり一点集中で負荷がかかりやすくなります。
マットレスを買いに行く時に背中が自然なS字カーブを描いているかどうかを、しっかりチェックするのがポイントです。
血行を妨げず寝返りしやすいもの
人は寝ている間に10回から30回は寝返りを打つものです。
ずっと同じ寝姿勢をしていると、圧迫されている部分の血行やリンパの流れが悪くなりますから、寝返りを打ってそれを防御しています。
寝返りしにくいマットレスだと血行やリンパの流れが妨げられてしまいますから、疲労が回復しにくくなったりということが起きてしまいます。
柔らかすぎるマットレスは寝転んだ時にはふんわりして気持ちいいですが、体が沈みすぎてしまって寝返りが打ちにくくなります。
適度な硬さがあるものや、高反発で寝返りしやすい状態にしてくれるマットレスを選ぶようにしましょう。
機能性高く安眠できるもの
夏は暑いと寝苦しいですし、冬は体が冷えすぎてしまうと眠りにつきにくくなります。
快適に眠りをサポートしてくれるマットレスがベストですから、機能性の高いものを選ぶようにしましょう。
夏場は気温も湿度も高く大量に汗をかきますが、一晩でかいた汗の7割をマットレスやシーツなどが処理しています。
蒸れてジメジメしていたら当然安眠できませんから、吸湿性と通気性に優れたものを選ぶようにしましょう。
冬場は逆に気温と湿度が下がってしまって体が冷えやすく、手足が冷たくなったり体温が下がりすぎると安眠できません。
保温性に優れていてしっかり温めてくれるタイプが理想的です。
マットレスもそれなりの値段がしますから、すぐに劣化してしまっては困ります。
耐久性があって衛生的に保ちやすく、メンテナンスしやすいタイプを選びましょう。
低反発よりも高反発タイプを
最近話題になっているマットレスには低反発タイプと高反発タイプがあります。
低反発タイプは寝心地がよくてふかふかで、ゆっくりと体が沈みこんでゆっくりとサポートしてくれるのが特徴です。
寝転んだ時は快適で最高なのですが、重心がかかりやすいお尻や腰部分が必要以上に沈み込んでしまいます。
体の中心部に負荷がかかりやすいですし、寝返りを打ちたくても沈み込んでいますから上手に寝返りが打てなくなってしまいます。
高反発タイプはサポート力高くて、背中が自然なS字カーブが描けるようにサポートしてくれます。
下から体を押し上げて浮かせる力に優れていますから、お尻や腰、肩などに負荷がかからず体圧分散に優れています。
押し上げる力が強いということは寝返りを打ちやすいということで、寝ている時に快適な体勢を取りやすく血行なども妨げられないという特徴があります。
ベストでリラックスできる寝姿勢をキープしてくれて、力をかけずにスムーズに寝返りできるのがポイントです。
寝具のメンテナンスも重要
どんなにいい寝具を使っていても、きちんとメンテナンスしてあげないと睡眠中の疲労回復効果も低下してしまいます。
マットレスも使っているうちに劣化してしまいますから、長持ちさせるためにも、使い方にひと工夫しましょう。
たまに上下を入れ替えたり表と裏をひっくり返したりなど、同じ部分にばかり負荷をかけないようにするのが長持ちのコツです。
カバーは常に衛生的に保ってあげて、汚れや湿気などがたまらないように心がけましょう。
夏場の汗をかきやすい時期や梅雨時の湿気が多い時期には、除湿シートやマットを使ってあげると、マットレスの劣化も必要最小限ですみます。
疲労回復に優れたおすすめマットレス
その日の疲れをしっかり取ってくれて、体がリラックスしやすいマットレスを紹介しましょう。
モットン
反発力が高くて寝返りが打ちやすいようにサポートしてくれるマットレスです。
体を支えてサポートしてくれる力に優れていますから、寝返りするのにそれほど力を必要としません。
特に筋力が低い女性や高齢者、子供などに最適で、寝返りのサポート効果で疲れも取れやすくなります。
体圧分散に優れていて、仰向けや横向きなどどんな姿勢を取っても背中のS字カーブをキープしてくれます。
機能性にも優れていますししっかりとした厚みがありますから、寝心地も抜群です。
トゥルースリーパー プレミアム
低反発タイプのマットレスですが、体圧分散に優れていて上級の寝心地を提供してくれます。
独自の低反発素材が使われていて、体へのフィット感は抜群なのに衝撃をしっかり吸収し弾力性も高く、寝姿勢をサポートしてくれます。
マットレスをわざわざ買い替える必要がなく、今使っているものの上に重ねて敷くだけで、安眠効果がアップします。
薄手なのにしっかり体をサポートしてくれますから、体のこりをほぐしてくれて疲れも取れやすくなります。
抗菌加工でダニやカビなども気になりませんし、カバーがありますから衛生的に保ちやすいです。
エイプマンパッド310
体を支える力や耐久性など、全てにおいてバランスのいいマットレスです。
折りたたみタイプですから収納も楽ですし、密度30Dで45kg以上の体重の方に適しています。
密度30D以下のマットレスだと耐久性や弾力性が不足していてい、体にも負荷がかかりやすくなります。
逆に40D以上のものだとパワーには優れていますが、値段もそれに比例して高くなりますから、手が出しにくいです。
ちょうどいい密度30Dのマットレスならコスパにも優れていて、疲労をしっかり取ってくれて熟睡しやすくなります。
まとめ
寝具売り場に行くと、色んなマットレスが販売されています。
理想的なマットレスの選び方の知識を持っているだけでも、疲労回復効果が高くて安眠できるタイプを選びやすくなります。
1日6時間から8時間くらいと睡眠時間は長いですから、快適に眠れて健康をサポートしてくれるマットレス選びが重要です。
自分に合ったものを取り入れて、しっかり眠って目覚めのいい朝を迎えられるようにしましょう。